中国でも紹介された中医漢方薬学の御案内

 漢方薬を安全かつ適正に使用して頂くため、直接面談による綿密詳細な漢方相談により適切なアドバイスを行っています。 専属ブログは 漢方薬・漢方専門薬局薬剤師の憂鬱 です。 ネット通販はありません!

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漢方と漢方薬の質疑応答集と村田漢方堂薬局の近況報告


中医漢方薬学の御案内

漢方と漢方薬の意味

 まず、前もって認識して頂いておくべき重要なことは、
 漢方とは中国から伝来した医術や薬術であり、漢方薬とは漢方で用いる草根木皮や動物類を原料とした医薬品(治療薬)のことだということです。

 高等動物である人間の病気は、一見単純なように見える場合でも、その原因や成り立ちはかなり複雑なことが多いものです。

 中医学に日本漢方を合体させた中医漢方薬学の方法で分析していくと、その病気の原因と成り立ちを解明しながら根本療法を行うことが可能です。
 病気の根本療法を漢方薬で行うには、その人にピッタリ合った漢方薬類を適切に組合せ(配合)なければなりません。

筆者による「中医漢方薬学」論です

 人間の身体は、四季折々の変化でも微妙に影響され、実際に日毎に変化しています。
 ですから、同じ漢方薬の組合せ(配合)ばかりで続けるとは限りません。  

 病気の程度と内容によっては、時に応じて漢方製剤の組合せ(配合)を変化させる必要がありますので、直接ご本人が来られる人ほど、綿密な中医漢方薬学療法ができるのです。

 ですから特に初めての方の場合は、たとえ遠方の方でも、直接御本人が来られて相談されることが不可欠となります。 <
 2回目以降からは便利な通信販売の方法があります。(但し、特にはじめの2~3回は、直接御本人が来れらるのが理想的です。)

  

中医漢方薬学の疾病観

 中医漢方薬学では、どのような病気も究極的には五臓六腑のアンバランスによって生じるものと考えています。
 寒熱の問題一つを取り上げ、極論して言えば、五臓六腑各経絡ごとに寒熱の違いが生じていることも珍しくありません。
 また、一人の身体の中で起こる病気は、 その人の生まれ持った体質的な素因とも大いに関係がありますので、現在出ている病気の症状だけでなく、過去の病歴やその他のちょっとした症状も参考にします。 また、その人の性格や生活環境、職場の環境、ストレス状況までを考慮します。  
 ですから現在の病気の解決の為には、これらのことを総合的に捉えることによってはじめて、その人の体質と病状に合った漢方薬を選ぶことが可能になるのです。

     

村田漢方薬局の漢方相談

ベテランの女性薬剤師も活躍しています

 難病や慢性病の場合でも、はじめの頃の数回は、7~10日前後で漢方薬服用後の反応を観察しながら、その人の体質と病状により適合する漢方製剤の組合せ(配合)を早く見つけることに専念します。

 たとえて言えば、カメラのピントを合わせていくようなイメージです。
 この理由から、はじめの頃の数回は直接御本人が来られる人ほど有利になるのは当然のことでしょう。

   

何種類の漢方薬が必要か?

 日本漢方に中医薬学理論を合体した「中医漢方薬学」では、病気を解決する漢方薬の組合せの法則として、

  1. 内外の病因を除去する漢方薬。
  2.   
  3. 五臓六腑の機能を調整する漢方薬。
  4.   
  5. 体内に流通する気・血・津液・精の疏通や補充を行う漢方薬。

 という三方面の漢方薬を配合することが原則です。

  一般的な病気では、この三方面の働きを2~3種類の漢方製剤でまかなえることが多いのですが、成人病や難病では内外の病因が複雑化しており、 五臓六腑の機能失調の状況と体内を流通する気・血・津液・精の盈虚通滞という異常な状況が複雑化していることが多いため、3種類以上の漢方製剤が必要となることも珍しくありません。
 もしも、この必要不可欠な配合を無理に節約すると、治せる病気も治せないことになります。

   

漢方薬の服用期間について

 もちろん病気の程度と内容によりまちまちですが、服用する人の考え方によっても左右されます。ほどほど治れば良いと考える人から、徹底的に続けて他の病気の予防まで兼ねたいという人まで。  
 特に要なことは、複雑な病気や体質の人の場合、しっかりとピントが合うまで、定期的に直接やって来られることにより、前述の①②③の条件を満たす必要不可欠な漢方製剤の組合せ(配合)を見つける努力がなされているか、にも関係してきます。
 さらには、1日に3回、真面目に服用されているか、とても重要な課題です。

  

漢方薬は煎じ薬が一番とは限らない

 漢方薬は、一般的には煎じ薬が一番だと言われますが、意外にそうでもありません。
 もともと煎じないで服用する伝統的な丸薬や散剤の漢方薬も多く、また牛黄や麝香などの高貴薬であればあるほど、煎じると却って効力が激減してしまうものもあり、 煎じ薬でなければ漢方薬の本領が発揮できないという噂は、単なる神話に過ぎません。
 本場中国の中国医学専門病院でも、現在は煎じないで服用できる漢方薬が半数を占めていると言われます。

 ところで、現在の日本の国内状況では、煎じ薬を主体にした漢方薬は、大変な欠点もあるようです。
 その欠点をあげてみますと、

  1. 日本国内の漢方原料の流通状況や薬務行政の制約上、中国で行われる様な全く完全自由な配合が出来る訳ではない。
  2. この為、むしろ煎じる必要のない丸薬・錠剤・細粒剤・顆粒剤・粉末薬などで製造された漢方製剤を用い、中医漢方薬学の法則に従って臨機応変に配合した方が、融通がきく場合が多い。
  3. 毎日煎じるには、時間と手間がかかって続けにくく、味もまずくて服用しにくい場合がある。

 以上の日本の国内事情などから、煎じ薬だけが理想的とは限らず、むしろ顆粒剤や細粒剤(味も良くかなり服用しやすい)や錠剤などで、臨機応変に配合した方が、却って正確な中医漢方薬学療法が出来る場合が多い訳です。  
 但し、これにも例外があって、どうしても煎じ薬でないと不可能な場合もあります。

     

漢方薬の副作用について

 漢方薬は正しく使う限りは何十年続けても、副作用は全くありません。むしろ健康の為には良いことばかりです。  
 但し、漢方薬でも明らかな逆療法を行えば、一時的な不快症状が出ることがあります。たとえば、下痢症の人が間違って下剤効果のある漢方薬を服用すれば、ますます下痢がひどくなりますが、これは副作用と言うより、デタラメ療法です。

  

難病、慢性病克服のカナメ

 漢方薬を使用して難病・慢性病を克服、解決しようとされる場合、病気に対する考え方のしっかりした中医薬学理論を基礎に、基本方剤を大切にする日本漢方を合体した「中医漢方薬学」理論によって配合された漢方製剤を、しばらくは根気よく続けなければなりません。  
 このため、漢方薬を服用される方も、ほどほどの忍耐と努力が必要です。

 適切な漢方薬の組み合わせが決ってからは、もしも直接来られない時は、メールやお電話で御注文して頂くだけで、翌日には御自宅で漢方薬を受け取れる、大変便利な通信販売の方法があります。



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